姿勢と筋力とバランス能力について

Businessman working sitting at desk feels unhealthy suffers from lower back pain. Damage of intervertebral discs, spinal joints, compression of nerve roots caused by wrong posture and sedentary work
論文解説
「姿勢改善」呼吸筋活動による効果研究

 

<目的>

呼吸筋群活動が、姿勢アライメント改善に与える影響についての検討と、呼吸介入が姿勢

改善に及ぼす影響について明らかにする

 

<対象>

・呼吸に支障のない健康な成人20代~50代の15名

 

<検査手順>

・3群のグループに分け、呼吸方法の違いによる比較を行う

A群:自然呼吸グループ

B群:呼気優位呼吸グループ(呼気7秒・吸気3秒)

C群:均等呼吸グループ(呼気5秒・吸気5秒)

 

・各グループ内一人ずつ各5分間深呼吸をして、未介入姿勢と介入姿勢とを矢状面に撮影し、姿勢の指標とする骨関節位置を垂直線上からの角度で計測した

・5分ほどの短期的な検証と、それを一週間継続した長期的なものの2種類検証を行う

 

<呼吸方法>

・A群:呼吸秒数指定を行わず、日常的な自然な呼吸をするよう指示

・B群:7秒呼気・3秒吸気の合計10秒とした

・C群:B群と同じ合計10秒とし、吸筋活動の割合を増やし、呼気優位の比較をするものとした(吸気筋優位、3秒吐き7秒吸う方法は、過呼吸症状や貧血症状などを誘発する危険性があるため、実施しなかった)

 

<姿勢の評価>

・タブレットカメラにて撮影した画像を、姿勢角度(関節位置の角度測定)を客観的に

評価できるようにした(誤差が出ない分析評価が可能)

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